普段は水回り設備にあまり注目しておらず、トラブルが起きない限り水道業者には連絡しない、という方は多いでしょう。
浴室やキッチン、トイレなどの水回り設備は毎日使用するものですから、問題なく使用できて当たり前、という意識になりがちです。
しかしトラブルが起きてしまってから修理をする、といった姿勢でいると大きな被害を受けるリスクがあります。
水もれによる影響で、二次被害が起きてしまう可能性が高いためです。
水分と湿気は、家の建材を傷めてしまう大きな要因の一つだといわれています。日本はとくに湿気が多いため、家の中にカビが生じるリスクが高いのです。
ただでさえ高湿度な環境下で、水漏れトラブルが生じてしまったら、その影響はかなり大きくなる恐れがあります。
壁や床にシミができていたり、水分が滲んでいるといったきっかけで、水回りトラブルに気がつく方は多いでしょう。
その時点で、すでに床や壁に水分が浸透してしまっています。目に見えている表面側だけでなく、床材にも影響を及ぼしているかもしれません。
壁の裏側や床下に水がたまり、湿気とカビの温床となっている可能性もあるのです。 高湿度な環境は、カビだけでなく害虫発生の原因にもなります。
家の中に発生しやすい害虫の多くは、暗く湿った環境を好んでいるためです。
そして害虫が増えるようになると、害獣であるねずみの侵入も起こりやすくなります。
湿気や水分による被害は、家そのものを傷めてしまったり、住まいの衛生環境を損ねてしまうのです。
水道業者が行なっている水回りの調査には、水漏れ等のトラブルを事前に予防したり、被害を最小限に抑える効果があります。
トラブルが起きやすい箇所や、劣化が激しい配管等を見つけ出して修理を行なっておけば、水回りトラブルを防ぐことができるのです。
水道配管には耐久性の高い素材が用いられていますが、永遠に劣化しないわけではありません。
使用されている素材や環境によって差はありますが、おおよそ20年から30年程度で劣化が進むといわれています。
気が付かないうちにどんどん劣化が進み、いつトラブルが起きてもおかしくないような状態となっていることも考えられるのです。
トラブルが生じてから対応する場合、水回りの修理費用だけでなく、床や壁紙等の補修代が必要となるかもしれません。
余計な費用を発生させないためにも、定期的に水回りの調査を依頼して、水回りトラブルを事前に防ぎましょう。
水回りのトラブルや修理、点検、お困りなことなどあれば、いつでもエビスホームにお問い合わせください。
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