トイレは人間の生活にとって必要不可欠なものであり、もしもタンクから水漏れなどを起こして、
使用することができなくなるとたちまち困ってしまいます。
トイレのタンクは便器の上にあり、その役割は水を溜めておくものです。
ここから水漏れするのは決して珍しいことではないものの、自分ではどうすることもできずに途方に暮れてしまうことが多いでしょう。
このような事態が発生した場合には、修理専門の業者に依頼をすることが重要だといえますが、まずは、なぜ水漏れが起きてしまうのでしょうか。
トイレのタンクの水漏れの大きな原因として、タンク内にある部品の故障がまず考えられます。
中には様々な部品が存在しており、例えばボールタップや浮き球、オーバーフロー管やフロートバルブなどが挙げられるのです。
ボールタップの先端には浮き球が付いており、根元はタンクの外の給水管へとつながっています。
水位と浮き球は連動し、水位が下がると球も下がり、反対に水位が上がると球も上がる仕組みとなっているのです。
ボールタップや浮き球などといった部品に不具合が生じると、結果として水漏れを引き起こしてしまいます。
もしも水が漏れていることに気が付いたら、まずは自分でできる方法として、止水栓を閉めることが重要だといえます。
水があふれているとそれだけで気持ちが焦ってしまいがちであり、どこからどのように漏れているのか気になるところですが、これ以上被害を拡大させないためにも止水栓を閉めることが最も重要だといっても過言ではありません。
止水栓は一般的にはトイレの横など近くに取り付けられていることが多いのですが、仮に止水栓の場所がわからない時には、自宅の水道の元栓を閉めるという方法もあります。 部品の故障となると自分で修理することは困難なため、水回りの専門業者へ依頼をする必要が生じます。
業者によって費用は異なるため、インターネットなどを活用してある程度の費用を確認しておく必要があるでしょう。相場を知ることは大事です。
あくまで一般的な目安となりますが、ボールタップや浮き球などの部品は10000円前後で修理可能なケースが多いようです。
また、普段から実行できる水漏れの予防方法として、ナットやバルブの緩みを点検しておくことが挙げられるのです。
日頃から緩みを確認しておくことで、大きな被害を出さずに済むといえます。
未然に防ぐ対策としては、部品の寿命はおよそ7～10年だといわれているので、使用年数が寿命を超えるような時には部品の状態をチェックするのも効果的でしょう。
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